💔 医師が風邪の患者さんに処方する薬のパターンは、主に次の二通りです。 効かないばかりか体にすんでいる良い細菌にダメージを及ぼし、体調を崩すことにもなりかねません。 それにもかかわらず「風邪には抗生物質」との思い込みが、日本の一般社会に根強く残っているのが問題となっています。
1💅 たとえば、副鼻腔炎、中耳炎、ピロリ菌、肺炎などです。 一つは、 患者さんの負担を軽減するためです。 「風邪で受診した時に、どのような薬を処方してほしいですか?」という質問への回答は、「咳止め(61.9%)」「解熱剤(59.8%)」「鼻水を抑える薬(53.0%)」「抗菌薬(30.1%)」「痰切り29.1%」でした。
☮ この効果を期待して、抗生物質が出ることがあります。
11⌛ 今後、医療機関では、抗生物質の要・不要を厳密に見極め、適切な処方を徹底していくことになるでしょう。 」といった切実な悩みから、「製薬会社からの賄賂は本当にあるのか? 風邪と似た症状では、溶連菌感染症という病気があります。
😗 現在のところウイルスが原因の風邪を根本的に治療できる薬はありません。 ご精読ありがとうございます。 そもそも、抗生剤は「細菌」を殺す薬であり、「ウイルス」を殺す薬ではありません。
20😇 それでも、医師や診断治療戦略の多様性や総論を知っているだけでも、医師選びのヒントになるのではないかと思います。 薬剤耐性菌を生まないようにするためには、ひとりひとりが正しい使い方を心がけることが必要です。
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