🤑 54,式 にあります.ここでの文脈に合わせて記号を直して書くと, となります.この積分は畳み込みと呼ばれます. イメージを鮮明に伝える力は僕にはありませんが,つじつまが合うかどうかをチェックする位は出来ます. 例えば,式 の規格化定数 も含めると, の極限では位相が実数のデルタ関数になることが分かりました.つまり,この極限で畳み込みを考えると, となり,デルタ関数の性質から , である位相を変えない恒等変換であることが分かります. では, を増大させていくとどうなるでしょう?式 を見ると,全ての点で位相は減っていくことが分かります. 元々の恒等変換で位相は変化していなかったので,そこからの の増大ではグリーン関数の畳み込みは位相を減ずる効果があります.さて,平面波 の微小時間後の波動関数 の と正(右)の方向に微小距離 離れた での波動関数は右の方が位相が大きいです.ここで位相を減らすと,高校物理で習ったように波動関数は右に動きます.別の言い方をすると,時間を増大させる場合と似たような効果があると言ってもいいでしょう. この様に,ある時点での波動関数が分かっていると,その後の時間発展を知ることができるのです.この意味でグリーン関数の事をプロパゲータ(propagate:伝播する)とも言います.フーリエ逆変換で積分核を としましたが, としても,右の方向に進む平面波を表しています.しかし,前者から得られるグリーン関数は前者ではなく,後者に適用すると,波は逆向きに進んでしまいます.その点には気を付けてください. 老婆心ながら,前者の符号はなぜこうなのかを述べておくと, に作用した時,演算子の , の対応を作りたいせいだと思います.. 理解の一助になれたとしたら幸いです。

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😛 いや、方法はあるのかもしれないけど、今の僕ではうまく扱えません。

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🖐 この性質は、応用において重要である。 この点、覚えておいてください。

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🔥 本章では、畳み込み積分の物理的な意味についてご紹介いたします。

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♨ 横から押し潰された結果としてなぜか高さが縮むことを表しているように思える。 実際、この とか は、 に一様収束します。

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💓 (もし習ってなかったら参りました。

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🙌 一番上のresolutionとか関数の種類を指定するところをいじるとグラフをちょっと変えられます。

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🎇 これです。 従って1つ目の質問の回答として、一瞬だけ、あるいは一点だけに値を持ったものを表現したい際に使われると言えるかもしれません。 普通の などのグラフと比べてしまうと逆のことが起きているイメージなのだが、こう考えないと辻褄が合わないので受け入れるしかない。