🐝 マリー・アントワネットの肖像画家としてエリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブランが有名だが、花總マリーが歌っているその途中から、ヴィジェ=ルブランの肖像画からマリー・アントワネットその人が抜け出てきて、この世で彼女しか味わったことのない凄絶な孤独を、今を生きる私たちにそっと語りかけてくるような、そんな不思議な感慨にとらわれた。 2人の運命がフランス革命の嵐の中で交錯する物語をベースに、マリーとフェルセンの悲恋を美しくロマンティックに描き出す本作は、2006年に初演、その後、日本での凱旋公演やドイツ・韓国で上演。 どうしようもないことを革命や反乱で変えようとしても、最終的に残るのは傷跡だけ。

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☕ やがてルイ16世はギロチンで処刑され、最後まで王妃の傍にいた友人・ランバル公爵夫人(彩乃かなみ)も暴徒に襲われて命を落とす。

⌛ 残念ながら観劇が叶わなかった方々にもこの舞台上から熱いメッセージをお届けする気持ちと全てに感謝して演じたいと思っております。 何故、肖像画の中の人が、確かな肉体をもってそこに存在しているのだろう……と、めくるめくような混乱状態にすら誘われる思いだった。

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😊 まず、2021年1月15日(金)に開幕となるミュージカル『パレード』よりレオ・フランク役の 石丸幹二、その妻ルシール役の 堀内敬子が出演し、作品を代表する名曲2曲をデュエットで届ける。 この舞台をご覧頂きたい、成功させたいという気持で各自様々な感染予防対策を精一杯行ってまいりました、観客の皆様におかれましてはどうぞこの特別な『マリー・アントワネット』をお楽しみ頂ければ幸いです。 これから熟成させていきたいです。

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😚 が、宝石商のべメールから無数のダイヤモンドが散りばめられた高価な首飾りを売り込まれるも、国家予算が逼迫する中、さすがにその申し出は断らざるを得なかった。 生まれる時代が少しずれていれば、もっと幸せな人生を歩めたかもしれません。

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🙂 『マリー・アントワネット』 <1月28日(木)~2月21日(日)> 1回公演(13:00開演) 開演時間の変更はございません。 (外部サイトにリンクします。 ギロチン台へと向かう死刑囚護送車に乗ったその姿は、これまたジャック=ルイ・ダヴィッド(その代表作はといえば、「ナポレオン一世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠」だろう)の絵画「マリー・アントワネットの最後の肖像」から抜け出してきたかのよう。

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☢ 確かに3本目の出演ですが、同じ舞台に立つ方々からしても、スタッフの方々からしても、お客様からみても、3本目だろうが50本目だろうが気持ちは変わらない。 その方法をフェルセンは知っていたから、マリーを助けたかったんですよね。

☘ また定価(希望小売価格)が決まっていない商品は以下の設定金額になります。 嘘の情報が出回って「あの人ってこういう人なんだよね」みたいに勝手に言われてしまう。

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⌛ マリーがべメールの持っている首飾りを欲しがっていたことに目をつけたオルレアン公の権謀術数によって、かの有名な「首飾り事件」が起こり、その波紋は広がり続け王室に対する民衆の怒りと憎しみは頂点に達するが、国王夫妻には、革命への警告も耳に届かなかった。 そして、そこに、人が何故マリー・アントワネットに憧れるのか、その答えが浮き彫りになる。

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