👊 この課題に取り組んでいるインドの現地NGOは10団体ほどと聞いていますが圧倒的に少ないですし、規模も小さい。近代に入ると脱脂綿が使われるようになりましたが、その後はあまり進化せず、ナプキンが登場するまでは、脱脂綿を「黒いゴムびきパンツ」で押さえるという方法が一般的でした。

✔ どれだけ生理の不快感が取り除かれても、女性の体が生理周期に大きく左右されていることに変わりはない。

🤗 日本で初めて発売されたナプキン「アンネナプキン」／出典：女性雑誌の生理用品広告集日本で生理用品の選択肢が多様化しなかった背景には、日本社会に「月経中の女性は穢れている」「月経について口にするのは恥ずかしいこと」という考え方が「常識」として存在していたことがあります。

🤛 西洋医学に基づく生理の概念が広がると、「生理は健康な子どもを多く産ませるために必要なもの」と考えられるようになり、徹底した女性の生理教育と母体管理が行われるようになりました。

✌ 以後、仏教や神道の教えも相まって、月経不浄視に基づく慣習が、1872（明治5）年に法令で廃止されるまで脈々と受け継がれた。タブーの語源は、ポリネシア語で月経を意味する「タブ（tabu）」。現代は初潮の低年齢化・晩婚・少子化によって、女性の生涯月経回数が戦前の約10倍ほどに増えています。

🙌 このプロジェクトを必要としている女性は、インド国内だけで2億人いると言われています。彼女は、現代の日本人の食生活を見直すことで、女性特有の不調が改善されると著書に記しています。月経前症候群は、症状が数百もあります。

🚀 ナプキンはいずれ他社が発売したでしょうが、宣伝に力を入れ、短期間で劇的に生理観を変えることは、アンネ社にしかできなかったと思います。経血をためておく、というのは簡単なことではないのです。

☺ おっぱいを出すホルモン「プロラクチン」には月経を止める働きがあります。