🖖 あんなのバレるだろ。映画の中の子どもたちは、悩み、苦しみ、他人を追い詰め、自分を追い詰めていく。いじめ、暴力、貧困、風俗、親の不甲斐なさ、父子家庭、ギャンブル依存、アルコール依存、再婚による血の繋がらない姉弟、などなど。

🐾 妻に逃げられ、ボロアパートで息子・洋一と二人暮らし。内容に入ろうと思います。人に強く勧められて観ました。

⚓ これは絶対的で、その責任を持つことが「大人であること」だと考えています。ネタバレ！クリックして本文を読む私はとある映画合評会のメンバーサークルに所属していますが、そこの3月の課題映画がこの作品でした。

☯ 現実の問題を抉るんだからリアルさにはこだわらないと。優樹菜が風俗業に携わっているのは貧困問題とは別問題に思える。だが、それを補って余りあるのが役者たちの演技だ。

😁 子供たちを救う手段はなかったのか。覚悟して観たほうがいい。その他、いじめっ子たちや、町内のデリヘル嬢に偏見を持っている人々の演技がステレオタイプで臭すぎる。

☣ ここには紛れもなく今の時代の悲しい真実がある。最後の最後に映るのは、稔とともにいじめを行っていた3人の子供たちの証言。この『子どもたちをよろしく』の隅田靖監督は、今もJRの駅で障害者の手助けをする警備員の仕事を続けているそうです。

🙂 そんなことを強く思い起こさせる素晴らしい映画でした。