👇 18年には信元久隆会長氏らが経営不振の責任を取って辞任し、日本電産で常務執行役員を務めた宮地康弘氏を外部から受け入れて経営再建中だが、信頼の回復が図れるかが今後の焦点となる。 冒頭で「顧客向け定期検査」と記載した通り、曙ブレーキ工業が日常的に実施している検査での不正ではなく、顧客に報告する際の不正である。

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☢ [画像のクリックで拡大表示] 曙ブレーキ工業に問題があったのはいうまでもない。

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👉 曙ブレーキでは18年に旧経営陣が不正を把握したにもかかわらず、問題を放置。 ・ THE Made in Japan. 調査の結果、自動車ディスクブレーキ、自動車用パッド、自動車用ドラムブレーキ、自動車用ライニングの4製品に関わる検査で不適切な行為が行われたことが明らかとなった。

📞 調査の結果、残りの2工場については品質データ偽装が見つからなかったという。

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🤫 日本車の信頼を損なう不正が再び発覚した。 さらに、「記者が同社に連絡を取ったところ、『関係する部品が及ぶ自動車メーカーの具体的な名前は明かせない』とのことだった」と述べ、中国市場にかかわるかどうかについては「組み立て後の車両が海外市場に輸出されているか、現時点では確認できない」という回答だったと説明した。

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🤚 不正はおよそ20年前から行われ、なかでも取引先の自動車メーカーと取り決めた基準に適合していなかったという事例は4931件にのぼったということです。

👣 トヨタ自動車、日産自動車、ホンダなど国内の大手自動車メーカーのほか、アメリカのGM=ゼネラルモーターズやドイツのフォルクスワーゲンなどの海外メーカーとも取り引きがあります。

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☢ 定期的に報告を要請されるものと臨時に報告を要請されるものがある。 検査不正は契約に反する行為だが、事後調査では保安基準不適合の問題は見つからなかった。