📲 朝日新聞大阪社会部『緊急報告グリコ・森永事件』朝日新聞社、1985年、p. 工場はストップ。この記事ではグリコ森永事件が起こった経緯と犯人像、事件が与えた影響やモチーフに使用された小説を紹介します。

⚛ 12月10日をもって報道協定は解除され、マスコミは滋賀県で犯人を取り逃がした警察を糾弾しました。今も解決されていない事件の最大の「謎」は「犯人像」である。松本清張は日航機１２３便と類似事故の１９５２年の「もくせい号事件」を米軍機による撃墜と推理しました。

⌚ 当時も今もマスコミや世間が劇場型犯罪だと思っている時点で、一生「犯人」にたどり着くことはないでしょうね。誰が何のために犯行に及んだのか。

⚡ 5月26日夜ロッテリア茨木穂積店へ持参せよ」 5月25日グリコ、長岡香料宛脅迫状「26日夜TELする。

🤛 当時、業転＝小佐野は日比谷の帝国ホテルを経営し、三菱地所は東京駅八重洲口周辺の土地を買い占めていた。大阪府警察本部に通報した丸大は要求を呑むことにした。

😈 著者の塩田武士氏は1979年、兵庫県生まれ。この事件でいったんは脅迫犯に屈して裏取引に応じたロッテは批判にさらされ、客の安全が第一だったと弁明した。東扉の外側に取り付けてあった南京錠を、犯人は新しいものに取り換えていた。

⚔ 現金奪取には失敗している犯行グループですが、その結束力・連係プレーは大したものです。登場人物に関しても、名称や年齢、性別、設定など事実と同じなのか、あるいは違うのかは公表されていないのでわかりません。